【簡単】粘土のアクセサリー加工テクを伝授

アクセサリー制作と聞くとビーズやシルバークレイ等を想像される方が多いかと思いますが、樹脂粘土を使ったアクセサリーもあることをご存知でしょうか。樹脂粘土は程よい柔らかさと硬化までに時間を要する特色から初心者の方でも扱いやすい素材です。しかも硬化すると強度が高いためアクセサリーのパーツ等に最適です。今回はそんな樹脂粘土を使用したアクセサリーを制作する際に知っておくと仕上がりに差が出るテクニックをお教えします。また留め具といった金具部分の加工についてもお伝えします。これで一層壊れにくいアクセサリーを作ることが出来ますよ。頑丈といえば木更津市のレンガ積みの家も注目されてるみたいですが。

まず樹脂粘土を仕上げる際のテクニックですが、仕上がりにツヤを出したい方はニスを使用するかと思います。最近では100円均一で様々な種類のニスを購入することができ、ツヤ出しからツヤ消しまで豊富なラインナップが揃っています。この中でツヤ出しのニスを使用した際、多くの方が乾燥後のベタつきに直面するかと思います。もちろん手芸専門店のような専門的な店舗で購入するニスですと乾燥後にベタつくことは殆どありません。しかし安価なニスの場合、完全に乾燥し終えた後でも触るとベタッとした粘着性が残ってしまいがちです。そんな時に試して頂きたい方法がマニキュアのトップコートでの上塗りです。使用するトップコートは100円均一で買える安価なもので構いません。ニスを塗って乾燥させたらトップコートをお好みの量だけ上塗りしていきます。この時下地としてニスを既に塗ってありますのでトップコートは少量でも十分です。あくまでベタつきを無くす方法ですから、トップコート自体でぷっくり感やツヤを出す必要はありません。トップコートは速乾性が高く、乾燥後はツヤがありながらもツルッとした仕上がりになります。ちょっとした加工を施すだけで見た目の仕上がりだけでなく使用感も向上するのでお勧めです。

またネックレスやブレスレット等の留め具部分については、強度を高めるために瞬間接着剤を使用するようお勧めします。例えば留め具付近の丸カンと呼ばれるパーツを閉め終えた後は、丸カンの繋ぎ目の隙間を瞬間接着剤で埋めましょう。隙間から劣化が進みやすくなること、また隙間から壊れやすいことから固まると強度の出る瞬間接着剤で隙間を無くしましょう。乾燥すれば透明になるので見た目に支障をきたすこともありません。丸カン以外の、留め具付近の金具についてはこうした加工を施すだけで長く愛用できる丈夫なアクセサリーに早変わりしますよ。

こうした、一見面倒なひと手間でアクセサリーの質は大きく変わります。見た目のクオリティだけでなく、実際に着用した際の使用感まで考えて制作すれば愛用する機会も自然と増えることでしょう。また長く使用できるよう、目につかない部分こそ十分な加工を施すことが大切です。ぜひこれらのコツを活用してアクセサリー制作を楽しんでください。